消費者金融株、上半期に想定以上の収益改善

消費者金融の株が上伸しているようです。

 消費者金融株が高い。アイフル <8515> 、アコム <8572> がともに上伸する場面があった。両社が10日発表した2012年3月期上半期(4~9月)決算で収益改善を示したことから、買いが流入した。

 当期純利益はアイフルが111億4800万円(前年同期比3.3倍)、アコムは283億9100万円となった。アコムの前年同期は438億8000万円の赤字だった。アコムは従来予想の242億円からの増額となった。貸倒引当金の繰入額が減少している。過去に払い過ぎた利息の返還請求件数が減りつつある。

引用:消費者金融株が高い、上半期に想定以上の収益改善
(2011年11月11日 サーチナ)

消費者金融の株が上伸している要因としては、過払い利息の返還請求件数が減りつつあるためのようです。

しかし、貸金業者が潜在的に抱えているまだ支払われていない過払い金の総額は、約35兆円あるともいわれています。
過払い金は、貸金業者から「あなたがうちの会社に多く支払った過払い利息です」などといって返してもらえるものではなく、自らが資金業者に「過払い金の返還請求」を行わなければ、たとえどんなに過去に多く利息を支払い続けていたとしてもあなたの過払い金は手元に戻ってきません。

現在もなお、貸金業者数は減り続けています。
金融庁の調べによると、平成23年9月末時点での貸金業者数は、2,455社です。
10年前の平成13年には、28,986社あった貸金業者数は、この10年の間に10分の1以下に激減しています。
昨年6月に改正貸金業法が完全施行された時点(3,313社)から比べても、858社減っており、今後も減少していくことが予想されます。

倒産した貸金業者から過払い金は取り戻せません。
まさに、過払い金の返還請求は、早いもの勝ちともいえますので、今からでも取り戻しましょう。
過去に長い間消費者金融などから借入れのあった方は、まずはお気軽に私たちにご相談ください。

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