日本と韓国の個人向け融資額と延滞率の違い |
2011/11/27 |
【ソウル聯合ニュース】「第2金融圏」(非銀行金融機関)の個人向け融資が急速に増えている。過去5年間で163兆ウォン(約11兆円)増え、増加率は銀行の1.6倍に上っている。第2金融圏の融資は銀行に比べ金利が高く、返済比率は低いため、債務問題への懸念が高まっている。
韓国銀行によると、9月末現在で銀行を除く第2金融圏の個人向け融資は計391兆2926億ウォンだった。個人向け融資全体の46.5%を占めている。2006年末の39.7%から大幅に上昇した。
銀行の個人向け融資は過去5年間、346兆2000億ウォンから449兆6000億ウォンと、約103兆ウォン増となった。同期間、第2銀行圏の融資は163兆ウォン増え、増加率は1.6倍に達した。
第2銀行圏の融資が急増した背景には2006年以降、住宅バブルの抑制などに向け、銀行からの融資を規制する動きが強まったことがある。今年に入り、金融当局が銀行の融資規制をさらに強化している。
これを受け、保険会社の融資は4兆得ウォン近く増え、カード会社、ファイナンス会社の融資は2兆ウォン増加した。証券会社、消費者金融会社などを含む金融会社の融資も3兆7000億ウォン増加した。
信用情報機関「ナイス信用評価情報」によると、6月末現在、30日以上利子返済が滞っている顧客の比率は銀行は2.2%にすぎないが、信用組合は3.8%、貯蓄銀行は11.8%、消費者金融会社は20.4%になっている。
引用:非銀行金融機関の個人向け融資 5年間で急増=韓国
(2011年11月22日 聯合ニュース)
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