☆ 2013年10月16日 ニュースブログ更新 ☆
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社保庁を名乗り、還付金詐欺
2011/11/28
先日、社会保険庁の職員と名乗って還付金詐欺を行った男2人が逮捕されました。

 社会保険庁職員をかたって茅野市の無職の60代女性からキャッシュカードをだまし取り、15万円を引き出したとして、茅野署は22日までに、詐欺と窃盗容疑で、住所不定、無職、笠原寛淳(30)▽東京都杉並区高円寺南2、無職、高橋一樹(22)の2容疑者を逮捕した。共に容疑を認めているという。

 逮捕容疑は、2人は共謀し11月10日、社会保険庁職員を装って女性に電話をかけ、キャッシュカードをだまし取り、金融機関から15万円を引き出して盗んだとしている。電話で「社会保険庁の田中」と名乗り「特別医療保険が改正され、還付金がある。担当者が自宅に伺うのでキャッシュカードを渡してほしい」などとうそを言ったという。

 女性はカードを渡した後、県内の社会保険事務所に連絡し、被害に気が付いた。他にも共犯者がいるとみて追及している。

引用:還付金詐欺:社保庁を名乗り 容疑の男2人逮捕 /長野
(2011年11月23日 毎日新聞)

還付金詐欺は、上記の記事のように、キャッシュカードを預かる手口のほか、ATMからお金を振り込ませる手口などもあります。

警視庁のサイトによると、ATMからお金を振り込ませる手口の流れは、次のとおりです。

●犯人らは、社会保険事務所の職員や、自治体職員、税務署員を装って電話をかけ、
 ・ 医療費
 ・ 保険料
 ・ 税金
が還付されます等、払いすぎたお金が返還されるかのように偽ります。

 ↓

●現金自動受け払い機(ATM)のある場所に行ってそこから電話をするように誘導します。

 ↓

被害者がATMのある場所に行ってそこから電話をすると

 ↓

 「私の指示通りにATMを操作してください」
等と言葉巧みにATMを操作させます。
お金が還付されるものと思いながら操作しても、実際は本人が気がつかないうちに、他人(犯人)の口座にお金を振り込んでいます。

以下のことに注意をして、絶対にだまされないようにご注意ください。

・社会保険事務所の職員などがキャッシュカードを預かることや、還付金をATMで返還することは絶対にありません。
・「携帯電話」を持って「ATM」へと言われたり、「キャッシュカードを預かります」などと言われたら還付金詐欺を疑ってください。
・相手の言った電話番号を鵜呑みにせず、電話帳などで自分で電話番号を確認して関係機関に問合せましょう。

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