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「私は無罪でございます」 SFCG元会長公判
2011/2/3
2年前に経営破綻したSFCGの資産隠し事件で、民事再生法違反と会社法違反などの罪に問われた元会長の初公判が、27日東京地裁で開かれました。

 「私は無罪でございます」。よどみない口調で全面無罪を主張した大島健伸被告は、独創的なアイデアとカリスマ性でSFCGを業界大手に育て上げ、商工ローン界の“帝王”とも呼ばれた。27日の初公判でも、時折、笑みさえ浮かべて健在ぶりをアピールしたが、約5500億円という巨額の負債を前に、高額な金利を支払い続けた多くの債務者は、過払い金返還の見通しすら立っていない。

 「一刻も早く、大切な資金を返してほしい」。怒りをにじませるのは、30代の自営業男性だ。男性は約5年前、知人に「すぐ融資をしてくれるところがある」とSFCGを紹介された。

 会社を訪れた担当者は、「担保も保証人もいりません。明日には100万円用意できます」と説明。外注業者への支払期限が翌日に迫っていた男性にとっては、まさに渡りに船だった。「大手金融機関では考えられない早さで、金利の高さを考える余裕はなかった」と男性は振り返る。

 その後も、「保証人を立てれば追加融資ができる」と担当者に促され、200万円、400万円と借り入れを重ねていった。保証人になってくれた伯父の会社と自宅も、担保に入れた。

 利息分だけは欠かさず返済したが、約2年前、突然、一括返済を求められる。督促の電話や手紙が連日続き、「もう会社はダメだ。伯父にも迷惑をかける」と頭が真っ白になった。結局、SFCGは直後の平成21年2月に破綻(はたん)。しかし今度は、債権を譲渡された日本振興銀行(経営破綻)からの督促に追い立てられる日々となった。

 たまりかねて弁護士に相談したところ、約200万円もの過払い金が発生していたことが判明した。男性は訴訟を起こしているが、返還のめどは立っていない。さらに、係争中は「延滞」扱いとなり、他の金融機関から借り入れができない状況という。

 「適正な価格による譲渡でございます」「不実の登記は行っておりません」と起訴内容を次々と否認した大島被告から、債務者への言葉はなかった。男性は、「大島被告は資産を隠しているともいわれており、少しでもそこから返済してほしい」と力を込めた。

引用:“帝王”健在 「私は無罪でございます」SFCG元会長公判
(2011年1月27日 産経新聞)

商工ローン大手のSFCGは、返済が滞ると連帯保証人から回収するというやり方で、一時急成長をとげましたが、強引な取り立てが問題となっていました。

その後、2006年の過払い金返還訴訟が急増したことと、2008年のリーマンショックの影響を受け、経営破綻しました。

元会長の大島被告は、経営破綻直前に、資産約418億円を関連会社に無償で譲渡して資産を隠したとして、民事再生法違反などの罪に問われていますが、「私は無罪でございます。私は法律に違反するようなことは何一つやっていません」と無罪を主張しています。

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