11年度に県消費生活センターに寄せられた消費生活相談は5360件で、前年度比6.6%減少した。一方で50代と70代以上の相談件数は増加傾向にあり、アダルトサイトや出会い系サイトなどのインターネットを巡るトラブルも増えていることがわかった。県は「登録料などを請求されても、有効に契約が成立しているとは限らない。まずは相談してほしい」と注意を呼びかけている。

県によると、前年度に東日本大震災によるガソリン不足や計画停電の相談が多かった反動で、11年度の相談件数が減少した。市町村の消費生活センターなどに寄せられた相談件数も、前年度比3.9%減の1万933件だった。

しかし、県に寄せられた相談を年代別にみると、50代が同4.0%増、70代以上が同6.1%増で、他の年代が一律に減少したのと対照的だった。

引用：消費生活相談：50代と70代以上増　ネットトラブルなど–昨年度　／群馬
（2012年5月26日 毎日新聞 地方版）