【22.6%占める1093件も】

県消費生活センターは11年度中に受け付けた相談件数をまとめた。問い合わせや要望を除く相談件数は4847件で、前年度より892件減り、2年連続で減少した。同センターは「名張、松阪市など6市町が11年度中に専門相談員を配置した。住民は県より身近な市町に相談しているのではないか」と要因を分析している。

インターネットの出会い系サイトやゲームサイトにアクセスし、高額料金を請求される例など、デジタルコンテンツに関する相談が1093件と最多で、全体の22.6%を占めた。

続いて、多重債務など「フリーローン・サラ金」関係が233件（4.8%）、屋根や外壁工事の訪問販売など「工事・建築」関係が200件（4.1%）、アパート退去時の敷金返還トラブルなど「不動産貸借」関係が156件（3.2%）となっている。

デジタルコンテンツに関する相談は70代以上を除く全ての年代で最多になっており、消費生活センターは「インターネットのサイトを利用する時は、利用に関する注意書きをよく読み、高額料金や覚えのない請求をされた場合は相談してほしい」と話している。

引用：県消費生活センター：昨年度相談、ネットのトラブル最多　出会い系、ゲーム　高額請求など　／三重
（2012年4月26日 毎日新聞 地方版）