東日本大震災:自殺防止相談会 |
2011/12/18 |
◇生きる希望と勇気、被災者に笑顔 「蜘蛛の糸」の佐藤理事長、講師に
東日本大震災で被災した岩手県大槌、山田両町で12日、秋田県内を中心に自殺防止活動に取り組むNPO法人「蜘蛛(くも)の糸」(秋田市大町3)の佐藤久男理事長を講師に迎えた「生きる希望と勇気の相談会」が開かれた。県北部の住職や福祉・医療関係者らでつくるビハーラ秋田(新川泰道代表)と県曹洞宗青年会(久米弘道会長)が被災地支援事業の一環として開催。佐藤理事長が自身の壮絶な体験をユーモアを交えて語り、被災者を励ますと、会場は涙と笑顔が交錯した。
相談会は午前に大槌町吉里吉里の吉祥寺、午後に山田町織笠の龍泉寺であった。吉祥寺には約60人、龍泉寺には約40人の被災者らが集まった。佐藤理事長は4月以降、被災地入りし、悩み相談に応じているが、被災地で大勢の相談者を前にしたのはこの日が初めて。
佐藤理事長は両会場で、自ら経営していた不動産関連会社などが倒産、57歳の時に資産をすべて失い、自殺の衝動にかられた体験をユーモアを交えて淡々と披露。「暗闇の中にも光がある。みなさんもどうか負けないで」と切々と訴え、被災者たちも泣いたり笑ったりしながら聴き入った。また佐藤理事長は、借金や雇用の問題について個別の相談に応じたが、解決の道筋についてアドバイスされ、笑顔を取り戻す光景も見られた。
大槌町の町社会福祉協議会生活支援相談員の平野のり子さん(53)は「仮設住宅で不安を募らせる住民への接し方について相談したら、『話を聞いてあげて。うなずきながら聞いてね』と助言してくれた」。山田町織笠の篠澤政夫さん(77)は「人間のぬくもりを感じる講話だった。一生懸命生きなきゃと思った」と笑顔で話した。
引用:東日本大震災:自殺防止活動する秋田のNPO、岩手・大槌と山田町で相談会 /秋田
(2011年12月15日 フジサンケイ ビジネスアイ)
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