生活保護費を不正受給、警備員を逮捕

☆ 2013年10月16日ﾆｭｰｽﾌﾞﾛｸﾞ更新 ☆

生活保護費を不正受給、警備員を逮捕

2011/10/8

奈良県で、生活保護費を受給していた男性が、途中で給料が増えて届け出をしなければならなかったにも関わらず、借金返済のために届出をせず受給を続けていたとして、先日逮捕されました。

　生活保護費を不正受給したとして、橿原署は28日、詐欺容疑で橿原市内膳町の警備員、田畑数夫容疑者（59）を逮捕した。

　逮捕容疑は昨年5月～今年3月、警備会社に勤務し収入があったことを隠し、橿原市から生活保護費計約110万円をだまし取ったとしている。

　同署や市によると、田畑容疑者は昨年4月に「警備会社に在籍しているが、仕事がなくて生活できない」と生活保護を申請。今年2月ごろから市が調査を始め、3月に生活保護を打ち切った。

　田畑容疑者は「途中で給料が増え、届け出をしなければならなかったが、生活保護が終わると借金が返せないのでもらい続けた」と認めているという。

引用：生活保護費を不正受給、警備員を詐欺容疑で逮捕　奈良
（2011年9月28日毎日新聞）

生活保護制度は、資産や能力等すべてを活用してもなお生活に困窮する人たちに対して、困窮の程度に応じて、自立を助けるために国が必要な保護を行ってくれる制度です。
よって、もちろん借金を返済するために生活保護費が支給されているというものではありません。

今回逮捕された男性は、生活や借金返済に困り、ほんの少しくらいならいいだろうという思いなどから届出を怠ってしまったのかもしれませんが、結果として犯罪者となってしまいました。

借金問題は、本人が思っている以上に精神的に追い詰められているケースが多く、行き詰ってしまって、自殺や犯罪などに手を染めてしまう人は少なくありません。
ですが、借金問題は必ず解決出来る問題です。

時間が経てば経つほど事態は悪化してしまいますので、その前に一日でも早く私たちなどの専門家にご相談ください。
必ず解決の糸口が見つかるはずです。

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