住宅を購入する団塊ジュニア世代の人たち |
2011/10/4 |
団塊ジュニア世代が住宅を賃貸から購入へと変える年代となっている昨今。住宅ローンについての考え方はどのようになっているのだろうか。
楽天リサーチの調査によると、住宅購入を検討している20~69歳の男女に「住宅購入に用意している頭金」を尋ねたところ、「購入金額の10~40%程度」が49.6%とほぼ半数を占めた。中には「即金で全額を支払う」という人も17.2%いたが、「頭金は用意していない」という人も9.6%いた。
「即金で全額を支払う」と答えた人以外に住宅購入に当たり借り入れる金額を聞くと、「2001万~3000万円」(27.5%)、「1001万~2000万円」(25.5%)、「501万~1000万円」(13.4%)が上位。「5001万円以上」とした人も2.1%いた。
■借り入れ先上位は3大メガバンク
借り入れタイプは「完全固定金利型」が54.9%と、「変動金利型」(38.1%)や「固定期間選択型」(30.3%)を上回った。楽天リサーチでは、「低金利が持続している現在、やはり固定金利で支払うのが得という判断が主流のようだ」とコメントしている。返済予定年数では「11~20年」が41.6%で最も多く、「21~35年」が33.6%、「10年以内」が24.3%で続いた。
住宅ローンの借入先として検討している金融機関では、「三菱東京UFJ銀行」(14.4%)、「三井住友銀行」(10.3%)、「みずほ銀行」(8.2%)と三大メガバンクが上位。また、「地方銀行」(10.2%)や「住信SBIネット銀行」(5.8%)の人気も高いようだ。だが、「まだ検討していない」が53.7%と過半数を占めていた。
ちなみに借入先を見つけるための情報源では「インターネット」が59.8%と最も多く、「金融機関の情報提供」(51.3%)、「不動産会社の情報提供」(35.0%)、「友人や知人などからの口コミ」(28.1%)が続いた。
インターネットによる調査で、対象は住宅購入を検討している20~69歳の男女1000人(男性500人、女性500人)。調査期間は8月26日から28日。
引用:住宅ローン借入先、三大メガバンク以外に地銀や住信SBIネット銀行も人気
(2011年9月22日 Business Media 誠)
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