日本振興銀行破綻で初のペイオフ発動

☆ 2013年10月16日ﾆｭｰｽﾌﾞﾛｸﾞ更新 ☆

日本振興銀行破綻で初のペイオフ発動

2010/9/15

平成17年4月にペイオフが本格解禁されて以降、初の銀行破綻とのことです。
1000万円以上の預金分は、一体どうなってしまうのでしょうか？

　経営破綻（はたん）し、初のペイオフを発動された日本振興銀行は13日、全国16店で営業を再開し、保護される1000万円までの預金元本とその利息の払い戻しを始めた。店舗で解約を申し込むと、最短で翌々日に預金者が指定した口座に振り込まれる。郵送でも手続きできる。

（中略）預金保険機構によると、破綻した10日時点の預金者は12万6779人で預金残高は計5820億円。保護対象外の1000万円超の預金は3423人（全体の2.7％）が保有し、計110億円。一部がカットされる見通しだ。

引用：振興銀破綻　16店で営業再開　預金の払い戻し始まる
（2010年9月13日毎日新聞）

ペイオフとは、金融機関が万一破綻したときに預金者を保護するため、金融機関が加入している預金保険機構が、預金者に一定額の保険金を支払う仕組みのことで、個人や法人など、一つの金融機関につき、一預金者1000万円までの預金とその利息が保護されるものです。

今回、日本振興銀行に1000万円以上の預金をしていた3423人の方々の1000万円とその利息を超えた預金については、保護の対象外となってしまい、全額ではありませんが一部がカットされてしまうということになります。

どのくらいカットされるかについては、債務超過の額に応じて、民事再生法の適用を申請した東京地裁で最終的に決定・認可され、確定します。
確定するまでには1年以上かかる見通しとのことですが、数カ月後には一度、概算で払い戻しを受けることが出来るようです。

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